京都女子大学/京都女子大学図書館所蔵 淀藩士上月家文書

大儀院様御代被仰出書集 壱
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      [画像16~20](翻刻)
 
<翻 刻>
 
画像画像 21
  子十一月
一御目付共江左之通被仰出之、
 申渡
一養源寺・勝寿院等江御出
 被遊候時分、為御先詰御側
 之者共罷越候節、只今迠
 者御小姓頭并御側之内
 御者頭之面々江者、御借人
 相渡候得共、向後惣而御倹
 約之内ハ御借人相止メ可申旨
 被 仰出之、今日御目付共江
 申聞ル、
 子十二月朔日
 
  (改頁)
 
一熨斗目着用之儀、
 万祥院様御代淀江御所替之
 砌、御不勝手ニ付御家中御物成
 御借り増被 仰付候ニ付、御倹約
 厳敷被 仰出候間、熨め着用
 之義も奉行役以上斗与被
 仰付候得共、此度段々御吟味
 之上、於佐倉被仰付候通、格式
 有之面々所持之者者、着用
 勝手次第ニ可仕旨被仰出候
 ニ付、御目付共を以夫々ニ申触
 させ候事、
  附り、委細之義、十二月朔日之日記
  有之也、
 
 
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  子十二月廿四日
一御年寄共妻ゟ御祝儀等ニ而
 御肴指上候儀、左之通
 御直ニ被 仰付之、
         八太内蔵允
         田辺松之助
         稲葉七兵衛
 右三人之家者格別ニ付、妻ゟ
 御肴等指上候儀ハ勿論ニ候、若
 妻之障り等ニて娘有之候ハヽ、
 其娘より可差上候、尤嫡女斗
 ニ可限候、且亦、右之外依勤功
 
  (改頁)
 
 別家之者御家老(ママ)老職被
 仰付候ハヽ、其者之相勤候内斗ハ、
 妻より御肴等可指上候、御役
 辞シ候ハヽ差上ニ不及候之間、
 向後右之通相心得可罷在旨
 被 仰出之
  但、右嫡女他江嫁シ参候とても、
  御肴可指上旨御意ニ候事
一稲葉四郎兵衛妻〈稲葉勘ケ由嫡女也〉義、
 御肴差上候訳、右同日之日記ニ
 委細記之畢、
 
 
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一小山仁左衛門養子前願之儀
 ニ付被 仰付之趣、去【(取り消し線)□】十二月
 廿五日之日記ニ委細有之也、
  享保十八癸丑年
   正月四日
一元日ゟ七日まて麻上下着用之儀、
 佐倉においてハ七日迄致着用候得共、
 淀江被成 御越候以後者五日迄着用、
 六日にハ平服ニて罷出、翌七日ハ上下
 着用之儀ニ候、佐倉・淀両様に分り
 候ニ付、其趣を以相伺候処、七日迄上下
 着用仕続ヶ候様ニと御小姓頭佐瀬
 千左衛門を以被 仰出候ニ付、其旨
 
  (改頁)
 
 御目付共へ申渡、夫々ニ通達為
 仕候、尤格式有之面々ハ熨斗目
 致着用候事、
 
享保十八年癸丑年
   正月十二日
一町奉行共江左之通申聞候、
 此節御先手組より牢屋加番ニ
 差出置候御先手組之もの共、
 段々相滅シ候ニ付、所々御番所其
 外無拠御使方等迄もニ滅候同心
 共弐拾四人有之事候間、牢
 屋番等も町組ニて相済、同様ニ
 取計可被申候、御大名様方
 
 
画像画像 24
 御通り其外公用等ニ付、同心とも
 大勢入候節、又者入牢之囚人ニ
 より加番可被 仰付候間、兼而左様
 可相心得候
 但、当時納所火元藤七入牢
 いたし候節ニ付、左之通被
 仰付候、
右之趣、当番八太三左衛門申渡
候之事、
 
享保十八年癸丑年
 正月十五日
一御勝手向之儀ニ付、左之通被
 仰出候、左之御役人共於
 御前御書付之趣被 仰出之、
 
  (改頁)
 
        御勘定奉行
        出入司
        御目付
  覚
一近来検約之筋改諸役所
 大方呑込、無益之入用相減シ、
 惣躰入り宜敷相聞江候、然
 処、物毎手迫(近カ)候様成来、第一
 我等心持茂諸事申付能ニ候、
 左候得者、役人共茂用筋弁シ
 安キ様ニ取扱度可成行候、然
 時者、又勘略之本意違候間、
 我等茂心持改候、依之少分之義
 成共了簡を加、厳敷可取計候、
 勿論上ゟ出候間、用向たりとも
 
 
画像画像 25
 費之筋無遠慮可申出候、江戸
 之義ハ、内外別而可有之事候、
 当分之間ニ合候者見苦分不
 苦候、在所者勿論之事ニ候、随分
 此上打(衍カ)打はまり、下役之者茂
 申含可致勘弁候、已上
  丑正月
右委細之儀、同日之日記有之也
 
  丑正月廿六日
一紹太様百回御忌御法事
 無御滞御執行被遊候、御家
 御長久御遠忌御執行被成、
 御満悦被思召候、依之御殿
 
  (改頁)
 
 詰合当番之面々江御酒・
 御吸物被下候、委細日記有之也、
 
  丑正月廿八日
一御目付共へ左之通被仰出、於
 御用部屋申渡之、
           御目付江
 小普請方、御目付一同ニ兼帯
 被 仰付候、只今迠片岡定右衛門
 勤来り候趣申談、存寄有之候ハヽ、
 勤筋致差略、大内一郎左衛門ヲ以
 可相伺候、尤
 御直ニ被仰含候品モ可有之候、
一下総御領分御代官手代石原清
 治兵衛不届ニ付、追拂被
 
 
      [画像26~30](翻刻)