京都女子大学/京都女子大学図書館所蔵 淀藩士上月家文書

大儀院様御代被仰出書集 壱
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      [画像11~15](翻刻)
 
<翻 刻>
 
画像画像 16
御目付、右之分ハ於 御前拝領
物頂戴可為致候、御手自被下
置候者茂可有之候、御馬廻り
より以下之者江ハ、不残御用部屋
ニ而頂戴いたさせ、畢而御礼ニ
御前江可差出候、役筋ニより
別段之思召を以、御前ニ而
可被下置者も可有之候、被下物
之節、一応窺、御意之趣ヲ以
取計可申候、
  子八月廿五日
一石田政右衛門〈干時□奉行〉義、今朝於
 御前為御褒美御金被下置
 
  (改頁)
 
候義、委細日記ニ有之也、
  但シ金三百疋被下候事
一青木検校御用部屋江召呼、
 御擬作御直、御扶持方拾人分ニ
 被成下候、且亦、盲人之義故、
 格別ニ被 仰付、御借り米ハ
 無之候、向後千(ママ、手カ)引中間之
 給金ハ不被下置候旨申渡之、
 尤委細書渡等日記ニ有之也、
  子九月五日
一武衛沖之允江炮術之儀ニ付
 被仰出之趣、申渡候事
 
 
画像画像 17
  子十月廿五日
一御坊主共御抜被成候節之
 定書有之事
  子十一月朔日
一御家中之面々数年及
 困窮候趣、御苦労被思召、
 御内々御才覚金被遊、為御手当
 被下置候旨、御小姓頭佐瀬専左衛門・
【(取り消し線)□□□□】八太安兵衛を以、左之通
 被仰出、御礼以後諸士并役人迠
 御借り米有之面々、御書院江召
 呼、御年寄共・御用人・奉行役之
 面々列座、御小性頭出席、当番
 
  (改頁)
 
 内蔵允左之通申渡候
  今朝御小姓頭共を以、拙者共江
  御意有之候、各江茂被
  仰出候趣、則御小姓頭共相達
  御書付茂被読候間、左様可被
  相心得候
右之通申渡、畢而左之御意書、
佐瀬千左衛門読之
    申聞
家中之面々数年借り米有之
及困窮候、我等家相続之砌ゟ
追々了簡を加候得共、時節も
不到、殊ニ年々損毛打続、
公儀江も御届申上候義、旁以
 
 
画像画像 18
急ニ者難成、何茂日々難義
之趣ニ気之毒千万ニ候、然所、
去秋ゟ段々八木直段茂宜候而、
何茂少分之内ニ而茂致能可
有之候、此段者上も下も同様
之道理ニ候得共、其人々之貧
福ふかいしやう之義者、沙汰ニ
難及候条、了簡可有之候、此度
借り米有之面々江、些少ニ候得共、
手当金別紙割合之通遣候、然共
勝手甘キ候而、餘計有之遣候
ニ而者無之候、八木高直ニ相成り
候而、拂米之様子茂能候ニ付、
当年者借金等之勘弁茂
 
  (改頁)
 
致能与申物ニ候付、先代ゟ由緒
有之小国屋吉右衛門・丁子屋一兵衛
并牧村浄貞江、右之入割
を以申聞、小々相調候ニ付、才覚
金を以遣候、乍去不足ニ付兼而
家中江借シ置候、
萬祥院様御内證御心掛御用
之金子、乍心外先取立、相足候而
遣之候、何とそ何茂勝手
甘キ候与存候程ニ致遣度候
得共、大分之義ニ候得者、もと
還り兼、中々急ニ者難成候、
誠ニ数日苦労存候志迠ニ候、
幼少ニ而勤茂不致者、又者
 
 
画像画像 19
長病之者等者、差略可有之
事候得共、此度者其指別なく
一同ニ手当遣し候、向後者人々之
勤様子ニ随而、其指配可有之候間、
左様可相心得候、西国・中国筋
不作之趣相聞候、年々ケ様ニハ有之
間敷候、又自分之領地茂不作等
有之間敷ものニ而も無之候、
左候得者、人々常に倹約之心
ゆるミ不申様ニ、身持万事ニ付而
油断有之間敷候、以上
  十一月
  覚
 
 
  (改頁)
 
一金拾両      高千五百石
一金七両     〈高千弐百石ゟ/同千百石迠〉
一同五両     〈高八百石ゟ/同五百石迠〉
一同三両弐分   〈高四百石より/同三百石迠〉
一同三両     〈高弐百石五拾石ゟ/同弐百石迠〉
【(取り消し線)一同弐両弐分】
一同弐両弐分   〈高百八十石ゟ/同百五十石迠〉
一同弐両     〈高百三拾石ゟ/同百石迠〉
一同弐両     〈弐拾五人扶持ゟ/弐十人扶持迠〉
一同壱両弐分   〈高八拾石ゟ五十石迠/米高六十俵ゟ五十俵迠〉
 
 
画像画像 20
一同壱両弐分   〈十八人扶持ゟ/十人扶持迠〉
一同壱両弐分   〈米高弐十五石ゟ/弐拾石迠〉
一同壱両弐分   〈米高弐十五石ゟ/弐十石迠〉
一同壱両壱分   〈米高十七石ゟ十五石/四拾俵金高十五両〉
一同三分     〈米高拾弐石ゟ三拾五俵/三拾俵迠、八人扶持/金高十両〉
一同弐分     〈米高十石ゟ九石迠/七人扶持金高八両迠〉
一同壱分     〈米高八石ゟ七石弐拾俵迠/金高七両〉
 
  (改頁)
 
一金二朱     〈米高六石五斗ゟ四石五斗迠/金高六両弐分ゟ五両迠〉
   与力二組
一金拾両      八太内蔵允 与力
一金拾両      田部松之助 与力
右御金請取候之儀、江戸・淀
御勘定奉行江可被承合候、已上
  十一月
右之通、於御書院大名分・御番頭
始、諸士并小役人迠、御借り米
有之面々斗召呼、読聞セ候事
 
 
      [画像21~25](翻刻)