浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ

浜松市史 五

第四章 国際化の進展と新たな課題

第九節 文学・文化

第四項 音楽と音楽のまちづくり

ワルシャワとの協定

音楽文化友好交流協定
 音楽のまち・浜松市が音楽を通しての国際交流の充実を目指し、音楽文化友好交流協定を締結している国外の都市としては、ポーランドのワルシャワ市(平成二年締結)、アメリカのロチェスター市(平成八年締結)の二市がある(平成三年、イタリアのサンレモ市との間にも協定が結ばれたが現在交流は行われていない)。ワルシャワとの関係は最初の締結相手であり、既に二十年以上を経て交流の中身もこまやかであるので少し詳しく記しておきたい。
 
ワルシャワ市
 協定は、平成二年(一九九〇)十月二十二日、ヨーロッパの音楽事情視察のため訪欧した栗原勝浜松市長と、ポーランドの首都ワルシャワ市のスタニスワフ・ヴィガノフスキー市長との間で調印書が交換されて締結された。ワルシャワ市が交流協定を日本の都市と結ぶのはこれが初めてであり、浜松市にとっても海外の都市との初めての協定であった。締結の際、ワルシャワ市のワジェンキ公園内にあるショパン像のコピーを、平成六年に完成予定のアクトシティ内につくることも合意された。ワルシャワ市はポーランドの首都で、当時百七十万人を超える大都市。国立博物館や学術研究所が設置されており、学術・文化の中心地であった。また、五年に一回ショパン国際ピアノコンクールが開催されるなどショパンと関わりの深い都市として知られていた。