浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ

浜松市史 五

第二章 高度経済成長と市民の生活

第九節 文学・文化

第七項 文化一般

浜松市民会館と浜松市児童会館の落成

浜松市民会館
 昭和三十六年は、浜松市の市制施行五十周年に当たる。この年の七月一日に市制施行五十周年記念式が浜松市民会館落成祝賀式を兼ねて挙行された。建設された場所は利町諏訪神社の跡地(神社は昭和二十年六月十八日の空襲により焼失)である。会館落成に際して、ホール(固定席千五百人)では浜松出身のスター鶴田浩二が出演した歌の祭典、NHKのテレビ番組「それは私です」の実況放送等が行われた。浜松市民会館にはこのホールのほかに結婚式場、会議室(八室)、展示室(二室)などがあり、同館は長らく浜松市の芸術文化の鑑賞と文化活動の拠点として多くの市民に利用され親しまれてきた。しかし、平成六年十月のアクトシティ落成に伴って改修工事が施され、平成七年四月一日、新しく教育文化会館(愛称・はまホール)としてオープンした。主として青少年の教育と文化の振興を目的とした施設に生まれ変わり今日に至っている。
 
浜松市児童会館 プラネタリウム
 昭和三十七年八月二十日、市民会館の南側に浜松市児童会館が開館した。これは元の浜松市公会堂を増改築したもので四階建て、ホール・会議室・音楽室・学習室・視聴覚室・科学展示室・読書室・鉄道模型等があり、プラネタリウムをも備えていた。この施設は、二十年以上にわたって多くの市民に親しまれたが、浜松科学館建設の計画により昭和六十一年三月をもって閉館となり解体された(浜松科学館の完成は昭和六十一年五月一日)。浜松出身の名建築家、中村與資平の設計による名建築と言われたこの由緒ある建物の役割の変遷については、『浜松市史』四 第二章第九節第六項において取り上げてある。