浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ

浜松市史 ニ

第三章 浜松城下町の形成

第三節 御役町の成立

御役町の成立

 【連尺町】その後、正徳二年にいたり、旅籠町の出訴により(後述)連尺町が役町に加えられ、御役町は六か町となった。以上述べた御役町の形成をつぎに表示しておく。
 「浜松御城下細見絵図」によって、浜松町地の景観と特色を併せてつぎに紹介する。
 
(表)浜松宿御役町成立過程表
取立町名伝馬町
伝馬
歩役町の取立者備考
人足数駄賃伝馬
慶長6伝馬町36疋  杉浦助右衛門東海辺宿駅伝馬制創始,旧称十王町
慶長年間肴町128人55疋小島三郎右衛門外歩役三町方と称す
田町杉本彦九郎外
旅籠町杉浦八郎左衛門外
元和2伝馬町増39疋梅屋市左衛門伝馬不足の時は在郷から雇馬の旨仰付
計75疋
寛永14     浜松宿助郷制始まる
〃15塩町25疋小山市郎兵衛外伝馬町塩町伝馬役二町方と袮す
計100疋
〃19     伝馬役町の有馬実数61疋
万治2     道中奉行設置
寛文7     伝馬役町の有馬69疋
〃8     役町間に訴論あり,幕府裁断により五町同役となる,伝馬数155疋
延宝8     役町の有馬48疋
正徳2連尺町    御役町に加わる,旅籠町の訴願によるもので,旅籠町の役の半分を負担