浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ

浜松市史 一

中世編

第四章 室町時代

第五節 宗教と文化

文化

 住宅では書院造りが一般的になる。玄関や書院の間(ま)をつくり、書院の間には書院・書院窓・床の間・違棚(ちがいだな)を設け、畳をしく。襖(ふすま)や明り障子などで部屋をくぎり、前方には書院庭がある。この書院造りは禅寺からはじまり、将軍の邸宅にとりいれられ、上級武士や貴族もまねるようになった。東山文化の特長の一つである。明治(一八六八-一九一一)以後は和様住宅の基本型式になっている。床の間は書画や生花を飾る場所になり、玄関がしつらえられた。