浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ

浜松市史 一

自然環境編

第一章 恵まれた位置

第六節 浜名湖の生い立ちと特質

現在の浜名湖

 湖内には魚類をはじめ、貝類などが多く棲息し、魚類一〇四種、甲殻類二九種、貝類六三種におよんでおり、したがって湖内漁業もまた盛んである。湖内主要水産物とその水揚高を示すと第6表のようである。【ウナギ浜名湖といえばウナギが連想されるほど有名なウナギ養殖は湖周辺の養池が主体であって、湖内においてはウナギの稚魚であるシラスウナギが多く採れる。
 湖内、とくに湖南には、藻場と呼ばれるところが所々に存在する。ここにはアマモ・コアマモがよく繁茂し、三方原などに運ばれて畑作の肥料に使用されている。この藻場は魚の産卵場となり、また稚魚の生育場として水産上重要である。
 
(表)第6表 浜名湖主要水産物の水揚高
水産物の水揚高
種類
クロダイ37,126kg
ヒラメ3,489    
ボラ69,412    
スズキ24,164    
クルマエビ80,777    
カニ149,361    
カキ600,000    
ノリ17,000,000枚