浜松市立中央図書館/浜松市文化遺産デジタルアーカイブ

浜松市史 一

自然環境編

第二章 地形とその生い立ち

第二節 三方原台地の生い立ち

三方原は洪積台地

 【佐鳴湖】この台地面は原表面がひろく残って原野となっているが、しかしその台地内に傾斜方向に向かう浅い谷も、いくつか発達しはじめており、これらの谷は低湿な谷底平地をもち、その多くは水田として利用され、一部では佐鳴湖のような湖沼となっている。【犀ヶ崖】そうした谷頭には多く地下水が泉となって湧出し、頭部侵蝕が相当すすんだところもあり、また台地上の降雨による流水が集まって深く崖をきざみ、犀ヶ崖のような侵蝕谷もみられる。【彦尾谷蜆塚遺跡は厚い貝層をもつ縄文時代の集落跡であるが、こうした谷の一つである彦尾谷の谷頭付近に位置している。

犀ヶ崖(浜松市布橋名残町)