中津川市/古文献アーカイブ

中津川市史 中巻Ⅱ

第五編 近世(二) -関ヶ原戦から明治維新まで-

第九章 幕末の中津川

第四節 苗木領政の動揺と改革

二 職政改革 

苗木領で本格的に職制改革に乗り出すのは明治二年(一八六九)二月からである。二月一四日には執政(二名)・副執政(三名)・参政(二名)が設置され、上記七名は藩知事の居間においてそれぞれ任命された。ついで同月二四日には諸士が書院に総出仕を命じられた。そこで藩主から従来の三格を廃止し、新しい職制を定めるとの通達があり、全員に辞職を勧告した。そして同二六日新しい職制一二職一六人が任命せられ、従来の職制は全く一新した。勿論職制名の大改革だけでなく、人事も刷新し、旧来の給人格が大きく後退し、中小姓・徒士層の進出していることが目立つ。

Ⅸ-13 職制の改正(明治二年二月二六日)

 また諸職に等級を定め、機構も五局と局外・内務に分けその職業もはっきりした。

Ⅸ-14 職制等級表(明治二年)


Ⅸ-15 職制機構表(明治2年)

 このように明治二年の職制改革は従来の行政からみると全く新しい模様がえとなった。