中津川市/古文献アーカイブ

中津川市史 中巻Ⅱ

第五編 近世(二) -関ヶ原戦から明治維新まで-

第六章 宿・交通

第二節 中津川宿

一 中津川の地形

中津川の地形は、恵那山を中心とする山地が市街地の東から南にあって、多くは北へ傾斜しているため、山峡に発した川は途中で合流しながら民家が点在する地点から北へ向かって流れ、やがて最も低い木曽川へ流れ込む。主な川は、中津川、四ツ目川、淀川、小淀川で、これらを東西から挟むように二つの突き出しが北へ延びる。東は上金段丘で杭瀬川近くまで、西は手賀野段丘で後田川まで延びている。
 中津川と四ツ目川の間は緩扇状地になっており、近世において最も人家の密集していた場所である。

Ⅵ-55 木曽街道六拾九次之内 中津川 (広重)