NPO長野県図書館等協働機構 信州地域史料アーカイブ

2.紀行文・道中記、地誌

■二十四輩順拝図会 巻之五 信濃之部・上野之部 [解説] 

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 浄土真宗(真宗)を開いた親鸞の24人の高弟を、二十四輩(にじゅうよはい)と言います。またその遺跡の寺院や、そうした遺跡を巡拝することも、二十四輩と呼ばれています。その24人とは、性信、真仏、順信、乗念、信楽、成然、西念、証性、善性、是信、無為信、善念、信願、定信、入西、穴沢の入信、念信、八田の入信、明法、慈善、唯仏、戸森の唯信、幡谷の唯信、唯円とするのが一般的ですが、異説もあります。またその関連寺院は百寺にも上ります。
 江戸時代には、そうした真宗関連の寺院を巡る二十四輩詣でが、門徒(真宗の信者)の間に流行しました。俳人小林一茶の『父の終焉日記』によれば、一茶の父も二十四輩詣でに出ることを願っていました。そうした二十四輩詣での案内書として出版されたのが、『二十四輩順拝図会』です。