石川県立図書館/大型絵図・石川県史

大型絵図

4 城絵図

加賀金沢城絵図  文化5年
1舗 116cm×198cm
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加賀国金沢城絵図
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文化5年(1808)正月15日金沢城二ノ丸御殿から出火し、二ノ丸の建物の大半が炎上したため、幕府に提出した城郭補修願絵図の控図。同年10月には石垣の修理と建物再建許可された。16本の朱線で文化5年の被害状況がわかり、また宝暦大火後の復旧状況も屋根の色で判別できる。


 

翻刻文
○此色宝暦九年焼失後仮建之分
○此色先年通出来之分
○此色文化五年春焼失
加賀金沢城当正月焼失所々
一、二之丸書院并住居不残焼失
一、同所北之方瓦塀長弐拾間四尺焼失
一、同所北之方二重櫓焼失
一、同所北之方瓦塀長七間焼失
一、同所北之方門焼失
一、同所北之方瓦塀長拾壱間三尺焼失
一、同所北之方長屋焼失
一、同所北之方瓦塀長三拾間焼失
一、同所東之方瓦塀長折廻拾五間取壊
一、同所東之方二重櫓焼失
一、同所東之方長屋焼失
一、同所東之方二重櫓焼失
一、同所東南之間瓦塀長八間焼失
一、同所東南之間門焼失
一、同所東之方門焼失
一、同所続瓦塀長弐拾間取壊
一、三之丸北之方長屋焼失
一、櫓下長屋下塀下石垣平均高壱間壱尺余、長延弐百壱間四尺焼損雑用候
右之所々家作門・櫓・長屋・瓦塀焼失仕、石垣焼損并取壊候、所々先規之通、以連々取建之申度奉願候、且宝暦九年家作等焼失、寛政十一年就地震石垣破損之分共、時々御届申上御聞済候分、未取建不申所々、是又以連々如元可申付と奉存候、以上
 文化五年     松平加賀守前田斉広