石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第六章 經濟交通

第三節 市場

かくの如く後刻證文は取引上頗る利便なるものなるが故に、隨つて多く融通運轉せられしかば、寛保二年十月初めて之に對する取締法を制定し、後刻證文は隨意に發行し得といへども、若し銀仲にして債務を果さゞる時は、米仲買及び銀仲總員に於いて連帶の責任を負ふべきことを定められたりき。文政五年銀仲が提出したる起請文は左の如く、之によりて亦業務の内容を知ることを得べし。