石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第五章 殖産製造

第三節 農業(下)

無地高とは、草高のみ存して實際の地所なきものをいふ。換言すれば、田畑の面積に應じ、上中下の石盛を乘じ之を合算したるとき、水帳に記載せられたる村高に達せざれば、その不足高は即ち無地なり。此の如きは檢地に際して測量を誤り、或は山崩・川缺等あるも見捨高とせざりしによる。