石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第四章 美術工藝

第六節 刀工

降つて新々刀期に入り信政あり。通稱を吉九郎といふ。信政幼にして父を喪ひ、その技を二代松戸泰平に傳習す。之を以て彼は直刄物の健實なるを好み、技倆非凡にして賞揚するに足る作品を貽せり。銘は加州住來信政作と切る。後に信友と改む。