石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第四章 美術工藝

第二節 陶磁

古酒屋孫次石川郡本吉の人、初名を友次郎といへり。曾て伊萬里に至りて陶法を學び、天保初年郷に歸りて古酒屋孫左衞門の家を襲ぎ、著畫を業とす。孫次の用ふる素地は清水又は伊萬里製のものにして、色彩鮮麗殆ど八郎手と別つ能はずといふ。