石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第十節 佛教

舜台、號は節堂、石川氏。天保十二年十月金澤一向宗東派永順寺に生まる。十歳江戸に出で眞宗の教義を學び、二十歳郷に歸りて眞憲塾を創立して子弟に教へ、次いで越中今石動の道林寺に住す。明治五年本願寺大谷光瑩が印度・歐洲に巡遊するに從ひ、又本山寺務の廓清整理を事とし、大正十年八十歳に至るまでに事務總長の重職に當ること五回に及ぶ。晩年病を金澤長町道林寺の別坊に養ひ、昭和六年十二月三十一日九十一歳を以て寂す。