石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第十節 佛教

道白、字は卍山、備後の人なり。初め大乘寺月舟宗胡の禪風を聞きて來り遊び、永平寺出世し、延寶八年大乘寺の請により晋山して大衆を統ぶ。一住十二年にして退き、攝津住吉の興福寺に閑棲し、次いで禪定寺に移り、又山城鷹峰に源光庵を營めり。靈元上皇その道譽を聞きて宮中に召し給ひしも、病と稱して出でず、正徳四年八月寂す、年八十。