石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第九節 兵學

加賀藩に於いて、初以來用ひられたる刀槍弓銃以外、別に大炮鑄造してその威力に頼らんとしたるは、高島秋帆が江戸に炮術教授を許可せられたる後數年に在りて、之が製造の任に當りたるを秋帆の門下より出でたる齋藤三九郎とし、而して三九郎をして能く手腕を揮はしめたるものは青山知次長谷川猷との二人なりとす。