石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第八節 科學

近藤信行、通稱兵作、新規矩齋と號す。加賀藩の士にして、弘化四年家を襲ぎ、祿百八十石を受く。信行公務の傍ら算法を中野續從に受け、續從の後を受けて明倫堂の師範となり、石黒信由算學鉤致下卷の解・轉寫之解・約術解・算題三十好再解・關孝和編算法飜變の解等を著し、明治六年十一月十一日歿す、享年七十四。