石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第八節 科學

中野續從、通稱庄兵衞、明理堂と號す。寛政十年定番歩となり、俸四十俵を得、算用場に勤務し、同年その師和田耕藏に代りて明倫堂算學師範となり、文政元年作事場算用方主付を兼ね、六年子弟教育に功あるを以て十俵を加賜せらる。天保三年四月歿、享年七十七。續從の養子與十郎正直は天保四年算用者に召出され、時の師範近藤信行より皆傳を受け、安政六年七月を以て逝けり。