石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第五節 國學(下)

高畠米積、通稱鍋屋伊兵衞、有賀の屋と號す。藏宿を業とし、田中躬之に學びて高足たり。家に源氏物語の研究會を起し、又同志と共に歌筵を開く。明治二年以降多太神社・小坂神社等の祠官となり、三浦俵三と號す。十年六月二十日歿する時、七十五。
春風春水一時來
 手取川雪消の水ぞまさりける白根もはるのかぜやふくらん

白   山
 むら山をおほひしゆきの上にこそふもとは見ゆれ越の白山