石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第五節 國學(下)

水野三春、通稱近江又は和泉、能登神代村の祠人なり。文化八年吉田家に入門して神道を研究し、嘉永五年能登四郡社家の觸頭となる。三春又田申躬之の門に入りて國學和歌を究め、文久二年二月二十五日歿す、年六十三。家集に葛の屋集三卷あり、今家に藏す。
無   題
 學ぶ身は山した水のとこしへにやまず流れてやまじとぞ思ふ

寄 國 祝
 あめつちに根ざしかためて皇の御代はたえせぬあしはらの國