石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第五節 國學(下)

淺野屋佐平、又策平・策柄とも書す。諱を茂枝、茂身又は茂幹ともいひ、麻舍と號す。市人にして田中躬之に學び、最も和歌を能くす。常に勤王の義を唱へ、元治の變に罪を獲て獄中に死せり。年五十二。
述   懷
 世に合はぬ事をいはずて世の中をうしと思ふぞわびしかりける


 かれをほり是を欲りしてさま〲に思ひやたつの市路なるらん