石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第五節 國學(下)

關屋政春、通稱新兵衞、前田利常光高綱紀に歴仕す。兵法に達し、傍ら學を好み、嘗て君道臣道師道を論じ、又儒佛神三教一致の理を講じ、以て子弟を誘掖せり。著す所、乙夜之書物三卷・政春古兵談あり。古兵談には、木下順庵平岩仙桂澤田宗堅等の言説を録すること多し。寛永十年初めて來仕し、貞享二年歿す。