石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第五節 國學(下)

青地等定、初諱定好、又定延、父に嗣ぎて四郎左衞門と稱す。元珍の養ひて子となす所なり。寛永二十年前田綱紀の生誕に先だち、父光高夢中に『開くより梅は千里の匂かな』の句を得たり。句意極めて吉。乃ち臣僚を招きて連歌の會を爲し、之に賡がしむ、等定又召されて之に與る。百韻中定延と記さるゝもの即ち是なり。寛文五年歿。