石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第五節 國學(下)

村井長明、長頼の次子なり。初名重頼。幼より前田利家に近侍したるを以て、時々筆を採りて利家父子の善政嘉言を録し、後に題して陳善録・象賢紀略といへり。二人の偉績にして今日に傳はるもの、長明の力に待つもの多しといふ。正保元年歿す、年六十三。