石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第五節 國學(下)

第二世前田利長また和歌を詠ず。後陽成天皇の聚樂に幸し給ひし時、利長宴に侍して和歌を上る。利長は筆札を尾張荒子村觀音寺の僧全蓮に學びて能くせり。
寄 松 祝
 かぞへ見ん千歳をちぎる宿にしも松に小松の陰をならべて

池水久澄
 みぎはなる松をためしに池水の緑も千代の色をそふらん