石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第三節 漢學(下)

草鹿泰仲、諱は璋、字は公裳、蓮蒲・一峰・天爵樓又は睡佛齋と號す。初め東方履に兄事し、に赴きて醫を三角塾に學び、傍ら詩文を巽遜齋・池内陶所・家里松濤に學び、後江戸に往きて鹽谷宕陰に師事す。慶應元年父玄龍致仕の後を受けて祿百六十石を食みしが、同三年七月十八日三十四歳を以て歿せり。泰仲詩文を能くするのみならず、又畫を描けり。