石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第三節 漢學(下)

坂井茂喬、通稱彌次郎、字は子木、梅屋と號す。安永三年に生まれ、寛政八年正月家を襲ぎて祿を食み、弘化四年正月七十四歳を以て歿す。茂喬學に通じ、嘗て藩校の會頭代たり。その詩才に於いては草鹿元隆・樫田命眞と並び稱せらる。梅屋詩集の著あり。
山中温泉
 靈泉使容會多方。送迎往來日々忙。人屋管絃潮瑞氣。梵樓鐘磬靄斜陽。消痾自有連湯燠。保壽寧無菊水香。請見春花秋葉色。南牕北戸映壺觴