石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第三節 漢學(下)

大野世禮、通稱作之丞・才記、魯山と號す。明和七年家を繼ぎ、釆地百八十石を領す。幼にして學を好み、叔父大幸清方樫田玄覺を師とす。世禮安永九年前田利物の時割場奉行となり、天明四年近習頭・持筒頭に轉じ、利考に至りて用人となり、後に馬廻頭に進む。文化六年正月致仕の後魯山を以て名とし、十三年十一月十一日七十九歳を以て歿す。