石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第三章 學事宗教

第三節 漢學(下)

奧村脩運、通稱源左衞門、字は子復、天遊と號す。儒を尊び師を禮し、青地氏の兄弟と共に後進の領袖にして、室門七才の冠たり。一日家人誤りて佛經を書堂の机上に置く。脩運勃然、裂きて之を池中に抛てり。その意を經學に專にすること以て知るべし。
鳩巣先生五十壽
 桃李陰陰色滿堂。綺筵並映紫霞觴。和風共樂昇平曲。壽域新開不老郷。鳴玉頻停長者轍。摳衣幾接令公香。千年儒雅得君起。錫類永看酌桂漿