石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第三編

第一章 制度法規

第二節 祿制

かくて給人收納する比率は、一般に加賀に在りては三ッ六歩、能登越中に在りては四ッ一歩となれりといへども、この免相によるものは、年寄以下平士(組外を除く)に至るまでの班列にあるものにして、平士たる組外、平士並たる儒者・醫者・坊主頭・茶堂頭、及び與力等の場合には一歩を減じ、加賀は免三ッ五歩、能登越中は四ッの割合を以て給せらる。歩・鷹匠・算用者料理人細工者・大工等の知行を受くるもの亦之に同じ。この制は明暦二年に定められたる所にして、前者を上免といふに對して、後者を下免といへり。