石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第二編

第五章 加賀藩治終末期

第六節 藩末の改革

この時に當りて諸般の藩制、天下形勢の推移に隨ひて大に革新を要するものありき。是を以て慶寧は、八月十八日先づ諸士に令して、西洋新流の火器を用ひしめしが、更に十二月八日に至り、舊來の軍制を改良して時宜に感ずる所あらんと欲し、老臣以下組頭諮詢して各その意見を言はしめたりき。

 當家軍制之儀者、先代よりの規則茂有之事に候得共、當今之形勢可差略存寄に候。就而者廣く議論茂承度候間、内外大小事件無泥可申聞候。此段被相心得、三組頭え茂可申聞候事。
〔續本藩歴譜〕