石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第二編

第五章 加賀藩治終末期

第二節 黒羽織黨及び海防

同年八月横山外記隆淑を遣りて能登の海洋を戍らしめ、又西洋陣法を演ぜしむるが爲金澤に壯猶舘を開けり。壯猶舘は、もと西洋流火術方役所といひしものゝ規模を擴張したるものなるが、後その完備するに及び軍艦奉行・筒奉行・彈藥奉行・横目及び教師等數十員を置き、銃炮繰練の外航海・測量馬術・洋書購讀・西洋醫學等をも研究するに至れり。