石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第二編

第二章 加賀藩治創始期

第九節 金澤城及び城下

前田氏の據れる金澤城は、室町中期に於いて本願寺門徒の經營せる金澤御坊の故地にして、天正八年佐久間盛政のこゝに居るに及び、初めて城郭の形勢をなし、惣構・一二の曲輪を別ち、本丸の周圍に塹濠を鑿ち、西町口を大手となし、御山を改めて尾山と稱したりといはる。