石川県立図書館/大型絵図・石川県史

石川県史 第二編

第二章 加賀藩治創始期

第六節 基督教の傳播

南坊等の捕縳が何れの日に在りしかは、今之を明らかにする能はず。駿府記によれば、『正月廿六日(慶長十九年)、松平筑前守利光(利常前名)使札到來。高山右近[南之 坊也]・内藤飛田守依伴天連宗旨之、遣京都板倉伊賀守。其外宗旨替者不替者、記録而献之。』といへば、是の時既に護送の途に在りたるを知るべく、越登賀三州志に三月七日に係くるものは、之を捕縳の日とするも、出發の日とするも、着の日とするも當らざるなり。