射水市新湊博物館/高樹文庫「石黒信由関係資料」

石黒信由関係資料

5 測量

(1) 測量・製図器具


no史資料名史資料記号
(目録番号)
原本画像目録翻刻現代語訳
器具[1][製図器具]地割紙 360度目盛器具17画像目録--
測量書[2][測量書]「測量法実用 一」文政十一年一(二)835画像目録--
器具[3][製図器具]逆地割板器具18画像目録--
測量書[4][測量書]「測遠用器之巻」享和二年一(二)827画像目録--



[1][製図器具]地割紙(じわりし・じわりがみ) [解説]
 
sokuryo17  [目録 器具17]
 
 絵図面上で角度を測る厚紙製の器具で、現在の分度器に当たります。この地割紙と蘭尺定木・根発(コンパス)を用いて、測点間の方位と距離をもとに作図しました。石黒家に伝わるもので2枚一セットです。360度目盛で子15度が北、午15度が南を指しており、南北で切り分けられています。1枚で用が足りるように、両者とも子15度・午15度からの目盛が記されています。縦35.1cm、横20.6cm。信由は磁石盤の目盛を120度から240度、そして360度に改良していきましたが、地割紙もそれに合わせ改めていきました。信由著『測量法実用』には、中を一部切り抜いた地割紙が図解されています。      画面トップ
 
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[2][測量書]「測量法実用 一」文政十一年
 
1-2-0835_01_19  [目録 一(二)835]
 
 (原本画像)19ページ目に地割紙について掲載されています。      画面トップ
 
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[3][製図器具]逆地割板(さかさじわりいた) [解説]
 
sokuryo18  [目録 器具18]
 
 絵図面上で角度を測る木製の器具で、現在の分度器に当たります。直線部分には蘭尺目盛が描かれており、定規の機能もあわせ持っています。紙製のものは伸縮により使っていくうちに精度が低くなり、それゆえ木製のものを用いたと考えられます。目盛は360度で十二支の順番を逆に配した逆目盛となっています。比例尺(ひれいしゃく)と呼ばれるバーニア目盛が付いた器具とセットで用い、より精密に角度を測ることができるようになりました。いずれも石黒家に伝わっていますが、360度目盛の逆地割板と比例尺について信由は記していないことから、孫の信之・北本栗あるいはひ孫信基が使用した可能性が考えられます。直径15cm、厚さ7mm。      画面トップ
 
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[4][測量書]「測遠用器之巻」享和二年
 
1-2-0827_00_30  [目録 一(二)827]
 
 (原本画像)30~31ページ目に逆地割板について掲載されています。      画面トップ