多摩デジタル新選組資料館/新選組関連資料

佐藤彦五郎新選組資料館 所蔵資料

沖田総司書簡 佐藤彦五郎宛 慶応元年三月二十一日


以手紙奉啓上候暖気相増
候得共
皆々様益勇猛被渡
大祝至極奉存候然者
去月中書状差出処
候得共段々御無沙汰
仕候段不悪御思召之
様奉願候
     小子義始
京都詰合士一同無事
罷暮候間乍憚此段御安
意可被下候就而は此度
土方君初外両三人東下
仕候間同々にて御機嫌
伺方々致東下候筈に
候得とも京都に而も諸事
身分相応御用向繁多
に而向府乍残念いたし
兼候間委敷土兄より
御聞取之程奉願上候
乍末小野路上溝辺江も
別段書状差出候
所何分急用故差不出
候間宜敷御伝声
可被下候段々御厚情
被下山南兄去月
廿六日死去仕候間就
而もって一寸申上候
右は時候伺方々迄
如此御座候余は
後便之時申上候
   恐々以上
 三月廿一日
      沖田総司
 佐藤彦五郎様
 何分申兼候得共稽
 古場の義は宜敷奉
 願上候恐々