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小島家の日記『梧山堂雑書』

梧山堂雑書 文久三年 下巻 九月 


九月十八日 朝ゟ曇又晴も有也
 下男八郎八王子宿江行、和吉向坂付菜引取、馬五郎
薬買ニ下堤江行、夫ゟ同断五反田麦田稲苅ニ行
一 廣袴村道御案内音次郎来、江戸行之相談也
一 弁太・貞造日野宿江家内迎ニ行、今日者如何歟
浅川満水難計事ニ御座候
 
平均四斗かへ
一 米弐俵       八王子彌八
      代弐両也
一 新屋敷友之助方字金子田所持之地内江水車
出来六柄懸也、今日初而廻候間見物ニ行、未水
路悪敷水抜候事ニ御座候、大工村方七郎兵衛妹之
金与申女子之連合也、箱根ケ先出生之ものゝ由、
米大工与唱候
一 熊坂村おとき殿来、駕籠也末子大吉同道、
かこハ直帰也
一 上溝村佐藤幾四郎来、親類榎本義兵衛方
出火有之、尤消留候由、乍去全以怪火之由、右ニ付村内
火の番旁物騒ニ付、直様帰宅いたし候様老母申之候間
直帰る也、如何ニも木部屋抔江燃上り候哉、四十九之餅
米冷し置候を不残助ひ出シ打懸消留候由御座候
一 夜五ツ時御取締石井鑵之助様綱嶌村御用先より
麻生村名主藤蔵・能ケ谷村同嘉一郎・大蔵村同新五郎・
小野路村同吉兵衛此書付披見次第右村御用先
可罷出候、尤印形持参其節此書付可被相返候
趣、恩田村ゟ金井継小野路初ニ而来、即刻大蔵村江
遣ス也
一 芝崎村名主平九郎外二人来、江川太郎左衛門様明日
御通行之処道順悪敷御模様替ニ相成、尤明後
廿日夜当村御泊之由、追而御沙汰者可有之候得共、先
為御用意内々及通達候旨申聞、継立延引之触書
持参三人共止宿也
一 小橋菴観音子守ニ付、青銅百文牡丹餅壱重
下女為持遣ス也