多摩デジタル新選組資料館 新選組関連資料

小島家の日記『梧山堂雑書』

梧山堂雑書 文久三年 下巻 九月 


九月十四日 朝ゟ曇
下男八郎肥附る、和吉朝作り馬場江行、馬五郎・弁太郎
同所江行、夫ゟおきよ迄同所野田裸蒔ニ行、昨日交置候
種也、昼ゟ菜種おロノキ申候
一 野津田村三左衛門殿来、御地頭所近々差出候様
被仰付候書付、左之通
一 五両壱分      御幕并歩兵仕着
羽織之割合
一 弐両弐分      歩兵九月分給金
      此内壱両弐分次右衛門渡シ
        壱両今般上納
      右弐口者野津田村立替ニ相成居候間、野津田上納ニ而
引去可申候
一 弐分        十二月歩兵給金前借
一 弐分        蒲団歩兵分
 〆金八両三分
     此分両村割合出金可致事也
一 今朝野津田又二郎方ゟ御城下見附之御門
三十六箇所不残〆り居候由申越、又地頭所ゟハ
殊ニ寄急場ニ可申達事有之遍も難計、
委細其節可申談候旨申越候、何相替候事与存候
一 瓜生市三郎殿御殿江来、貞蔵事十一月道助
広目之節親類も一同立会候間、其節遣可申
持参金等者一切差遣不申、尤其内当人相応
致居附候ハヽ、質場ニ受取置候地所之内持参遣シ
可申、夫彼共当人不熟ニ而者相成兼、何両三年も
相立候ハヽ其節差上可申、先夫迄者持参与申
義者一切無之対談行届、且又和助殿仲人ニ相頼
申度夫も双方ゟ頼参り可申旨及相談候、已上
一 岡上村梶啓助殿来、世の中有様色々替り移り行、
風俗奢長く然ル上者天変ニも可有之哉、可恐事与噂声
いたし茶抔呑相分申候、已上
一 圖師村南仙堂・小山田村若林三右衛門殿来、小西者政二郎方へ行、
若林者御殿江来咄致候、已上