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小島家の日記『梧山堂雑書』

梧山堂雑書 文久三年 上巻 三月 


三月朔日 朝ゟ晴
 下男馬五郎・和吉・八郎芋種出す也、夫ゟ八郎者湯舟ゟ木枝
附る、外弐人ハ福全田穴悪水吐土出、又芋畑草耕木枝卸、但
かやは
一 下堤新二郎来、矢口縁段之義幸年寅的殺ニ相当候
ニ付、再応申聞候得共承知無之、仍而者善助江異見
頼入候由、被申聞節句後可罷出旨及挨(拶脱カ)候
一 女房菊下堤善助方へ行、矢ノ口縁段取極前思召有之候
ハヽ、山際之方今一応可聞合、若又先方ニ而冬至過
出生故、四ツ目ニ者不当由貰請度段申之候ハヽ、可被遣
哉否承り、其上明日ニも山際江出向可申懸合ニ行也
一 是迄召使候ふて不埒之筋有之候処、此節当人共
届之通り長兵衛・順二郎両人仲人に而宮坂六蔵方へ行候由、
尤利右衛門ハ親勘当長兵衛引請之由、然ル処利右衛門
今朝申聞候ハ長兵衛計心配懸候も如何ニ付、酒代ト而
壱両遣シ是ハ当人江遣候ニ者無之、世話ニも相成候事故
貴様江遣ス也与利右衛門申聞候間、我等方ニ而も年来
召使候間、鏡台・針箱代与して金弐分前同様長兵衛
相渡申候、已上
小山田村
  一 米七俵       三右衛門
      右者昨年十二月中拾八俵遣置、都合廿五俵ニ相成申候、
      先方判取帳江印申候、已上