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小島家の日記『梧山堂雑書』

梧山堂雑書 文久三年 上巻 二月 


二月十三日 朝ゟ曇、雨少々
 下男馬五郎(薩脱カ)摩芋ふせる、八蔵萱場苅ニ行、佐吉・八郎
布田宿惣兵衛方江行
               上溝
一 金三拾両也       順作
      利壱両弐朱
     右者先年預り候金子相返シ申候、已上
一 御倹使小林又右衛門殿府中宿小金井桜迄行、送り人
野津田村源右衛門、籠人足国五郎・六左衛門・下男竹二郎・倉吉
地頭所迄両掛ケ持ニ行、与頭佐兵衛布田宿迄行
一 上溝村順作来変死見舞、其節咄一昨年開発致候原
芝地之義、此度御勘定御普請役江川太郎左衛門様手代等右村
方へ御廻村、相原之内江人家補百姓取建候段被仰付一同
心配罷在候由、木曽村源右衛門・勘右衛門・忠兵衛等見舞ニ来、大蔵村市右衛門・
黒川角二郎同断
将軍様御上洛、今卯上刻御供揃正五ツ時御発駕、品川
東梅(海カ)寺御中食川崎宿御泊、此段上小山田村名主礒右衛門
忰善兵衛登戸帰り向勘十郎江書付遣候間、控置申候
一 相州愛甲郡鈴木四郎左衛門様知行所山際村醤油屋十郎兵衛
義、今九日大雨之節裏ノ山崩落、土蔵壱ツ書院壱ツ物置
壱ツ都合三ツ打潰シ候由、余程物入之趣順作見舞ニ参承り
及申聞候、近来稀成珍事故控置申候、已上
一 此間中倒死人御検使願入用割、両村役人立会之上
吉兵衛方ニ而割合勘定
       金拾弐両三分余 右惣懸り也
一 夜ニ入江戸飛脚竹二郎・倉吉帰り地頭所用役小林又右衛門殿ゟ
御上洛九ツ時御退出与申事書面来也