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江戸時代
18世紀後半、村では農間余業が盛んとなり、貨幣経済も浸透し、その結果、経済力を蓄えた豪農も登場してきます。豪農や上層民の子弟の中には、江戸へ遊学する者もあらわれ、帰村後に江戸での経験や知識を村びとに伝えました。また、経済力を付けた豪農たちは、江戸や遊歴する文化人の活動を支援し、自ら地域文化の担い手となる者もあらわれました。
村における文化人の増加は、村域を越えた広域な人的ネットワークを形成し、文化の更なる発展とともに、家の経営の維持・発展にも大いに貢献しました。 史料
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