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江戸時代
元禄10(1697)年、500俵以上の蔵米取りの旗本に対し、地方知行に切り替える「元禄の地方直し」が実施されました。市域では旗本領が増え、18世紀初めには、支配領主がほぼ確定します。江戸近郊の村むらは、江戸に住む領主である旗本の消費生活を支えるため、さまざまな負担を強いられました。さらに旗本財政の悪化により、村では先納金や御用金が求められる一方、村からも領主への諫言や賄役就任などにより、領主の財政再建に関わりました。
史料
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