昭島市デジタルアーカイブズ/あきしま 水と記憶の物語

昭島の歴史

第Ⅳ編 近世の昭島

第1章 幕藩体制(ばくはんたいせい)の成立と昭島

一 江戸(えど)に幕府(ばくふ)ができて

 昭島の地域は、今まで述べてきた領主や幕府による支配だけでなく、尾張藩の鷹場としての支配も受けていました。鷹場とは、鷹狩りをするための場所であり、昭島の地域は、立川にあった鳥見陣屋に鳥見役という者がいて、常に巡回し野鳥の繁殖状況を監視していました。鳥が繁殖するのに妨げになることは厳しく制限されていました。
 野鳥や獣などを追(お)い払うことは禁止され、かかしをたてたり水車をつくったり、家を新築したりすることも、許可を得てからでないとできませんでした。
 こうした鷹狩りのための獲物を確保しておくためのきまりがたくさんあり、村人の生活や農業にとって大きな足かせになっていました。

鷹狩りの絵(想像図)