日本ラグビーフットボール協会/日本ラグビー デジタルミュージアム

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日本代表テストマッチ史

テストマッチ観戦記とテーブル

English 写真 機関誌
平成28年(2016)6月11日 G:バンクーバー R:フェデリコ・アンセルミ(ARG)
日本代表 26-22 カナダ代表
 
 準備時間が十分ではなかったことが影響した面もあったのだろう。立ち上がり、いつものようにフィジカルを前面に出してきたカナダに対して、粘りなく前進を許して2トライを献上(6分、20分)。「FWの近場を行かれて、受け身になってしまった」(LO宇佐美和彦)日本は10分にPGを返すが、これは第1列以外にはW杯メンバーがいない若いFW陣を鼓舞するかのように、SO田村、CTB立川ツアー主将が強引に前へ出て、カナダの反則を誘ったもの。22分には奮起したFW陣がモールでトライを奪い、前半終了間際にもPGで加点。なんとか1点リードしてハーフタイムを迎えた。
 後半5分にスクラムを押し込まれた後、カナダFWに逆転トライを奪われ、同13分には初キャップだった細田佳也が敵陣深くまで攻め込んだラックでの危険なプレーによって退場処分となる(レッドカード)。さすがに14人になった直後はカナダにボールをキープされる時間が多くなったが、、連続してPGを外した相手の拙攻にも助けられて、再び自分たちのペースを取り戻し、29分に飛び出したFB松島幸太朗のトライで逆転する。
 計5回のプレースキックを外したカナダを尻目に、2ゴール4PGを完璧に決めた田村の右足による加点も利いて試合終了5分前の時点で9点リード。後半39分にカナダに1トライを返され、さらにそのキックオフから自陣インゴールまで攻め込まれたものの、守り切った日本が26-22で勝利した。
 
No.565★326 カナダ遠征2016 カナダ代表
2016年6月11日 G:バンクーバー R:フェデリコ・アンセルミ(ARG)
日本代表26-22カナダ代表
1稲垣 啓太(パナソニック)13121ディージャスティス・シアーズ=ドゥル
2木津 武士(神鋼)13102レイ・バークウィル
3畠山 健介(サントリー)3ジェイク・イルニキ
4宇佐美 和彦(キヤノン)1T2C4ジェイミー・カドモア
5小瀧 尚弘(東芝)1G15エヴァン・オルムステッド
6細田 佳也(NEC)2PG06カイル・ベイリー
7安藤 泰洋(トヨタ)0DG07ルーカス・ランボール
8堀江 恭佑(ヤマハ)8アーロン・カーペンター
9田中 史朗(パナソニック)1T29ゴードン・マクローリー
10田村  優(NEC)1G010パトリック・パーフリー
11笹倉 康誉(パナソニック)2PG011テイラー・バリス
C12立川 理道(クボタ)0DG012ニック・ブレヴィンズ
13ティム・ベネット(キヤノン)13ブロック・ストーラー
14パエア・ミフィポセチ(NTTドコモ)101114ダン・ムーア
15松島 幸太朗(サントリー)15マット・エヴァンス
交代【日】金正奎(NTTコム)⑦、茂野海人(NEC)⑨、垣永真之介(サントリー)③、谷田部洸太郎(パナソニック)④、小野晃征(サントリー)⑬、松田力也(帝京大)⑪ 【カ】マシュー・ヒートン⑦、ポール・チリニ④、ジェイミー・マッケンジー⑩、アリスター・クラーク⑥、エリック・ハワード②、トム・ドルゼル③、モザーク・サムソン⑪  シンビン=カーペンター(カ)  退場=細田(日)
得点:T木津、松島、G田村2、PG田村4