日本ラグビーフットボール協会/日本ラグビー デジタルミュージアム

年代史・観戦記・その他資料

日本代表テストマッチ史

テストマッチ観戦記とテーブル

English 写真 機関誌
平成28年(2016)4月30日 G:ニッパツ三ツ沢S R:パトリック・ウォ(HK)
日本代表 85-0 韓国代表
 
 4月30日の神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場。決着はすぐについた。「選手たちがアクションラグビーを体現してくれた。すべての局面で意思を示してプレーすることをやれた。」事前指示を忠実に遂行した選手たちを中竹ヘッドコーチ代行は高く評価した。先制トライは1分過ぎ。韓国のノックオンで得た攻撃だった。
 大切なファーストスクラムと分かっていたFWが固まり、押し込んだ。右に展開し、SO山中亮平がループで幻惑して外へ。WTB山下一がインゴール左隅に飛び込んだ。先発11人がノンキャップだったジャパンにとって、落ち着きと勢いを呼ぶ貴重な一撃だった。両チームの力の差は歴然としていたが、拮抗した時間が続けばこれほどうまく進む80分とはならなかっただろう。
 ジャパンは前半を47-0と大きくリードした。先制トライの初キャップ山下は、5分、26分にもトライラインを駆け抜けてあっという間にハットトリック。逆サイド、こちらも初キャップだったWTB児玉健太郎も、14分、29分にトライを決め、38-0だった後半にも3トライ。こちらはデビュー戦で5トライのパフォーマンスだった。
 計13トライのうちの8トライを稼いだ2人のWTBは声をそろえていった。「特にFWが内側から圧力をかけ、崩してくれたお陰です。」好守で激しく前に出たNO8デビタ・タタフを筆頭にしたバックローだけでなく、フロントファイブもハードワークを続けた。韓国はその運動量についていけなかった。この試合で誕生した17人のキャップホルダーは相手国から力を認められた。
No.561★322 アジアラグビーチャンピオンシップ2016 第1戦 韓国代表
2016年4月30日 G:ニッパツ三ツ沢S R:パトリック・ウォ(HK)
日本代表85-0韓国代表
1北川 賢吾(クボタ)4701ナ・グァンヨン
2森  太志(東芝)3802キム・ミンギュ
3知念  雄(東芝)C3シン・ドンウォン
4谷田部 洸太郎(パナソニック)7T04ヨン・グォンウ
5宇佐美 和彦(キヤノン)6G05ナム・ジョンソン
6山本 浩輝(東芝)0PG06パク・スンチェ
7安藤 泰洋(トヨタ)0DG07キム・ヒョンス
8テビタ・タタフ(東海大)8ハン・ゴンギュ
C9内田 啓介(パナソニック)6T09シン・キチョル
10山中 亮平(神鋼)4G010オ・ユンヒョン
11児玉 健太郎(パナソニック)0PG011キム・ジンヒョク
12中村 亮土(サントリー)0DG012イム・サンジン
13石橋 拓也(NTTコム)13チェガル・ビン
14山下  一(豊田自動織機)8914チャン・ソンミン
15野口 竜司(東海大)15ナム・ヨンス
交代【日】東恩納寛太(キヤノン)①、小瀧尚弘(東芝)④、井上大介(クボタ)⑨、村田毅(NEC)⑦、前田土芽(筑波大)⑩、坂手淳史(パナソニック)②、渡邉隆之(東海大)③、アタアタ・モエアキオラ(東海大)⑭ 【韓】キム・ソンス⑬、オ・ジミョン⑩、ファン・インジョ④、シン・ダヒョン⑤、チョン・キホン②、カン・デヒョン⑧、キム・ミョンファン③  シンビン=チャン・ソンミン(韓)
得点:Tタタフ、内田、山中、中村、山下3、モエアキオラ、G山中7、中村3