日本ラグビーフットボール協会/日本ラグビー デジタルミュージアム

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日本代表テストマッチ史

テストマッチ観戦記とテーブル

English 写真 機関誌
平成27年(2015)5月2日 G:秩父宮 R:ノーマン・ドレイク(UAE)
日本代表 41-0 香港代表
 
 ARC2015 第2戦となる香港代表戦。ハーフタイムのロッカールームで、エディー・ジョーンズHCは選手たちに「シューゴー」と声をかけた。そして、いくつかの指示を出した後に「プレイ・エキサイティング」と強い口調で言った。
「もっともっと観客を興奮させるプレーを」。司令塔の立川理道は「派手なプレーではなく、ジャパンのスタイルの中で相手を圧倒していこうということ」と理解した。「後半最初(3分)のトライ。パスが多い中で、ループを入れて(CTB田村優が)取った。ああいうのはジャパンらしかったと思う」。
 41-0と完封勝ちも、前半はピリッとしなかった試合は後半にジャパンらしさが出た。後半8分の躍動は、この日のベストトライだった。ジャパンは香港陣10mライン付近で相手の攻撃を止め続け、好機を待った。LO伊藤鐘史のタックル、LOヘイデン・ホップグッドの絡みでターンオーバーに成功すると、ボールを手にしたHO有田隆平が、すぐに動き出したFLジャスティン・アイブズにパス。その後、CTB田村、WTB山田章仁が走り、インゴール左スミに飛び込んだ。試合後指揮官が「(試合を通じて)ターンオーバー後のリアクションが良かったと思う」と話したのは、淀みなく攻守の切り替えができた同様のシーンが何度か見られたからだろう。41点にとどまった得点。零封も、封じ込んだわけではない。数字や心象をすべてひっくるめて、指揮官は「大きなステップではないけれど、いいステップを踏めたとは思う」と語った。(ラグマガ2015年7月号より抜粋)
No.546★308 アジアラグビーチャンピオンシップ2015 第2戦 香港代表
2015年5月2日 G:秩父宮 R:ノーマン・ドレイク(UAE)
日本代表41-0香港代表
1三上 正貴(東芝)1901ウェイ・ホン・サム
2木津 武士(神鋼)2202アレキサンダー・ハリス
C3畠山 健介(サントリー)3ジャック・パーフィット
4トンプソン ルーク(近鉄)3T04ボールド・ワイヤー
5伊藤 鐘史(神鋼)2G05アダム・バターフィールド
6アイブス ジャスティン(キヤノン)0PG06マシュー・ラミング
7村田  毅(NEC)0DG07トビー・フェン
8ホラニ龍コリニアシ(パナソニック)C8ニコラス・ヒューソン
9日和佐 篤(サントリー)4T09カドー・リー
10立川 理道(クボタ)1G010ベンジャミン・リメニ
11山田 章仁(パナソニック)0PG011チャールズ・スミス
12田村  優(NEC)0DG012マックス・ウッドワード
13カーン・ヘスケス(宗像サニックス)13ジェームス・フッド
14松井 千士(同大)221214トーマス・マックイーン
15五郎丸 歩(ヤマハ)15アレキサンダー・マックイーン
交代【日】長江有祐(豊田自動織機)①、有田隆平(コカ・コーラ)②、ヘイデン・ホップグッド(ー)⑦、藤田慶和(早大)⑭、垣永真之介(サントリー)③、廣瀬俊朗(東芝)⑩、宇佐美和彦(キヤノン)④、内田啓介(パナソニック)⑨ 【香】ジョン・エイクマン①、アレキサンダー・バッドリー④、アダム・ロールストン⑨、ラクラン・チャブ②、ダミアン・ベイリー⑧、ジャック・ニールセン③、ニール・ロアーク⑫、ジョナサン・リーズ⑪  シンビン=ラミング、スミス(香)
得点:Tトンプソン、ホラニ龍、山田2、田村、ヘスケス、藤田、G五郎丸3