日本代表テストマッチ史
テストマッチ観戦記とテーブル
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平成17年(2005)11月5日 秩父宮ラグビー場 ○日本代表 44-29 スペイン代表● エリサルド日本、でっかい白星 2週間後に決まる2011年W杯開催地の決定に、スペイン戦の結果が影響するとあって注目を集めた。日本は世界ランク16位で、30位のスペインに負けるわけにいかなかった。幸い44−29で勝つことができたが、欲をいえば失点を15点までに抑えたかった。 前半は21−18、トライ数3対2と大接戦。後半も30分過ぎまで4点差と試合はもつれにもつれた。前半日本のトライはラックからFB立川のライン参加と、モールを押し込んだ2トライ。後半32分リードを広げたトライもモールを押し込んだもので、フランス流の攻めは見えていなかった。ノーサイド寸前に小野澤が40mを走りやっと溜飲を下げるトライが生まれた。ベテランの廣瀬が5つのゴールキックをすべて決め、2PG、DGまで成功させ勝利に貢献した。エリサルドHCは「内容には不満、強化はこれから」と笑顔は見せなかった。注目された、RWC2011の開催国決定戦(11月17日)で、日本は決選投票の結果NZに敗れた。
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